本の事前査定で必要なISBNコード(バーコード)の確認方法
理系の本を売りたい時、ネット上などで査定を行える事前査定というサービスがあります。
この事前査定を行う場合、「ISBNコード」と呼ばれる番号を入力することになります。
ここでは、本のISBNコードとは何かや、事前査定で入力する際にチェックが必要な本に書かれている位置の確認方法を解説します。
本の査定で使用するISBNコードとは
ISBNコードは、正式には国際標準図書番号と言い、世界中の本を識別し管理するための番号です。
このため、本の買取査定でも買取業者によって利用されています。
ISBNコードは本によって10ケタ(ISBN-10)と13ケタ(ISBN-13)がありますが、査定のために使用するコードはどちらでも構いません。
ほとんどの場合は数字のみになっていますが、まれに「X」などのアルファベットも含まれます。
●古い本など一部の本にはISBNコードが載っていないことがある
ISBNコードは日本では1981年から導入されたため、それ以前の国内の書籍には載っていません。
また、雑誌にはISBNコードではなく「雑誌コード」と呼ばれる番号が付けられています。
そのほかに、小さな出版社の出している本についていないことがあります。
これらの場合、ISBNコードによる事前査定はできません。
ISBNコードの載っている位置の確認方法
本によってISBNコードの位置は異なっているため、探すのが大変な場合があります。
ここでは一般的に番号の載っている位置を、画像を交えながら説明していくので参考にして下さい。
ISBNコードの位置として最も多い場所は、本の裏面の上あたりです。
2つのバーコードの近くにあり、「ISBN」の文字の後に番号が書かれています。
裏面にバーコードのない本の場合でも、ISBNコードが書かれているものがあります。
下の本では裏面の下に記載されています。
また、本の裏面にISBNコードがないものもあります。
その場合、本の裏側から数枚めくり、本の発行日や出版社などの書かれているページを確認します。
こちらの本では裏面から2ページ前に書かれていました。
大抵の本はISBNコードの位置はこれらの内のどれかで確認ができます。
事前査定はISBNコードをパソコンで入力するのが楽
ISBNコードは数字と一部アルファベットが使われていますが、事前査定のためには手元の本を見ながら入力することになります。
長めの番号なので、パソコンやスマホなどあなたの打ち込みやすいハードを使って打ち込むと間違えにくいです。
入力の際、数字の間にあるハイフン「-」は無しにすることが多いです。
なお、出てきた査定結果はエクセルやメモ帳に査定した日付と共に記録しておくと、他の査定額との比較の際に便利です。
具体的な専門書の買取り先として、古本買取のホンマルシェではISBNを入力することで「買取価格検索」ができます。
特に、検索をすると本の査定結果がすぐに確認できるため、他の買取り先の査定結果との比較もかんたん。
ホンマルシェの買取方法は宅配買取となるため宅配便の送料がありますが、合計の買取金額が4,000円以上で送料(ダンボール1箱 700円分)が無料となります。
検索査定の価格を参考にして、宅配買取を頼むかどうか決めることが可能です。